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【願成就院】運慶作の国宝五仏が祀られている鎌倉北條氏の氏寺

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【願成就院】運慶作の国宝五仏が祀られている鎌倉北條氏の氏寺

伊豆半島は、歴史的な史跡が数多く存在している。伊豆半島の中央にある伊豆の国市には、世界遺産に指定されている、韮山反射炉。南端にある下田市は、ペリーロードなどの幕末の史跡が数多くある。伊豆の国市の韮山反射炉に近い場所に、鎌倉幕府を作った源頼朝公やその偉業を支えた北條一族の史跡が数多く残っている。今回は、鎌倉幕府の礎を作った、北條氏に縁のある願成就院を紹介する。

【願成就院】運慶作の国宝五仏が祀られている鎌倉北條氏の氏寺

■奥州征討を祈願して創建された『天守君山願成就院』

天守君山願成就院は、鎌倉幕府を開いた源頼朝公の奥州藤原氏征討の戦勝を祈願して、鎌倉幕府初代執権で北條政子の父、北條時政公が建立した高野山真言宗の寺院。時政公が建立した大御堂と南塔、二代執権北條義時公が亡父時政公供養として建立した南新御堂、三代執権北條泰時公による北條御堂と北塔の建立など、堂塔伽藍の営作は北條氏三代にわたっており、平安時代から鎌倉時代初期の浄土様式で造成されていた。建立当時は、地域一帯が、浄土様式の伽藍が並んだ壮大な寺院であり、1222年には、『定額寺』(官寺)として認定も受けている。壮大を誇った願成就院も、室町時代、戦国時代と時代を経るうちに戦火に巻き込まれてしまった。戦国時代の初期に、この韮山の地から勢力を拡大したのが、伊勢新九郎こと北條早雲だ。その後、小田原を中心とした後北條氏の起点もこの地ある。

願成就院には、運慶作の5体の国宝仏が祀られている。中部圏では唯一の国宝仏を祀る寺院で、5体もの国宝仏が拝観できる寺は全国的にも希少である。運慶と言えば、東大寺南大門の仁王像などで著名な仏師である。その仏師が、なぜ、伊豆半島の韮山の地で5体もの仏像を作ったのかと思うかもしれない。運慶と韮山の由縁について、願成就院の副住職の小崎弘慶さんに話を伺った。

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